Psychiatry

心療内科・精神科

心療内科・精神科について

気分が落ち込む、夜眠れない、人間関係のストレスで体調まで崩れてしまう…。
 そんな「こころ」と「からだ」の不調が重なったときにご相談いただくのが、心療内科・精神科です。
当院では、うつ病、不安障害、パニック障害、不眠症、適応障害、認知症など、日常生活の中で起こりやすいこころの病気を中心に診療しています。
 
 「自分ではうまく説明できない」「何科に行けばいいかわからない」という場合でも、遠慮なくご相談ください。
 まずはお話を丁寧にお伺いし、不安やつらさを少しでも軽くできるようサポートいたします。
 
こころの不調は、早期に気づき、早めに対処することで改善が期待できます。ひとりで抱え込まず、お気軽にご相談ください。
 
※心療内科・精神科は毎月第3土曜日に診療を行っており、女性医師が担当いたします。
※当院では心理検査は実施しておりません。
※入院が必要と判断された場合には、他の病院をご紹介することがあります。

このような症状はご相談ください

  • 気分の落ち込みが続く
  • やる気が出ない、何事にも興味が持てない
  • 人前に出ると緊張して動悸や発汗がある
  • 突然不安に襲われることがある
  • 夜なかなか眠れない、何度も目が覚める
  • 人間関係や仕事のストレスで体調を崩している
  • 最近、物忘れが増えたと感じる
  • 気分の波が激しく、感情のコントロールが難しい不眠など慢性症状

心療内科・精神科の代表的な疾患

  • うつ病
    気分の落ち込み、意欲の低下、食欲や睡眠の異常などが続く病気です。責任感の強い方や環境の変化によるストレスなどが引き金になることもあります。早期に治療を始めることで回復が見込めるため、我慢せずにご相談ください。
     
  • 不安障害(パニック障害・社会不安障害など)
    理由のない強い不安感や緊張感により、動悸や息苦しさ、手の震えなどの身体症状が現れることがあります。日常生活に支障をきたすこともありますが、薬物療法と認知行動療法などの組み合わせで改善が期待できます。
     
  • 適応障害
    仕事や家庭などの生活環境の変化にうまくなじめず、気分の落ち込みや不安、睡眠障害、体調不良などが起こる状態です。状況に応じた対応や、ストレスへの対処法を一緒に考えながら治療を進めます。
     
  • 不眠症
    入眠がうまくいかない、夜中に何度も目が覚める、早朝に目覚めてしまうなど、睡眠の質や量に問題がある状態です。生活習慣の見直しや薬物療法により、症状の改善を目指します。
     
  • 認知症
    もの忘れが目立つようになったり、日常生活に支障が出てきた状態です。加齢による物忘れとの違いを見極め、本人やご家族の不安に寄り添った対応が求められます。早期発見・早期対応が重要です。
     
  • 統合失調症
    幻聴や妄想、感情の平坦化などが見られる精神疾患です。若年層に発症することが多く、薬物療法と継続的なサポートが必要になります。症状が軽いうちに治療を始めることで、社会生活への適応がしやすくなります。
     
  • 双極性障害(躁うつ病)
    気分が異常に高揚する「躁状態」と、極端に落ち込む「うつ状態」が周期的に現れる病気です。気分の波が激しく、自分でコントロールできないことに苦しむ方も多くいます。気分の安定を図る継続的な治療が大切です。